みなみさやか。

ルピシアさんの緑茶の新茶の中でもっとも楽しみにしている茶葉。
もともとお茶イコール紅茶を指す家で育ったこともあってか、更には特にミルクティ好きに育ったから余計にか、いわゆる日本茶とは縁が薄い。広義の日本茶なら焙じ茶や玄米茶、はと麦茶なんかのが、馴染みがある。夏の定番お家飲み物だよね。
緑茶を飲むならいっそお薄をたてて飲みたい、ってなるのはおそらく先生をしていた祖母さまがお茶のお稽古が終わるたびにお干菓子と一緒に一服たててくれていたからだろうな、とも思う。
そんな私も春のダージリンの茶園ごとで選ぶ楽しみや、ネパール、シッキムなんかのお茶を知り、台湾茶に目覚めた辺りから、緑茶への興味もじわじわと。そういえば親戚が元気だった頃はいつも八女のお茶を送ってもらっていたなぁ、などと思い出したり。
そんな中で出会ったのが、みなみさやか。高千穂の釜炒り茶。緑茶なんだけどそれだけにとどまらない風味があって、面白い。
今年は15日から通販と一部店舗で販売、とのことで、さて、夏のお茶の福袋のネット予約も出来なかったことだし、奮発しようかなぁ、なんて楽しく悩んでいる。
他にも頭が痛くなるような考えねばならんことは山積みだけど、いやだからこそ、楽しいことで悩む時間もほしいよな、と。