2023-04-02 本の記録。 『優しい地獄』イリナ・グレゴリ/亜紀書房 【生き物としての本 上】より 桜が枯れた冬、木を薪にして暖炉にくべた。木の声が聞こえた。歌っていると思った。私が子供の時に歌っていたのと同じ歌。そして匂いが家に広がった。その時にわかった、この世の中の生き物は終わりがあるけれど、最期にはその命が持っている本質が表れる、と。 『わたしを空腹にしないほうがいい』改訂版 くどうれいん/BOOKNERD 昨日に引き続き紫砂茶壺の本も。