悔しい。口惜しい。

一滴の毒が混じればもう清水ではなくなってしまう。
たくさんの好意より、ひとつの悪意の方がずっと強い。
ましてやそれが1つではなく年単位で延々と、となれば……。
と、いうことに、わたしの大切な方が見舞われてしまい、己れの無力さと、悪意の持ち主である慮外もの達に対する憎しみで、いかんともしがたい。